膣と外陰異常

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【バルトリン腺炎】
膣の左右に分泌液を出す器官があります。
これをバルトリン腺といいます。
セックスの時の潤滑油?みたいな分泌液です。
分泌液を出す開口部が細菌に感染、炎症を
起すことをバルトリン腺炎といいます。
主な細菌は大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌です。
が、極まれに淋菌に感染して発症してします
ケースもあります。

更に炎症が進行し開口部が癒着すると
分泌液が外に出れず溜まって腫れてきます。
この状態を「バルトリン腺のう腫」。

赤く腫れ痛みも生じるようになった状態を
「バルトリン腺膿瘍」といいます。

【治療】
腺炎の状態(早期で症状が軽い)なら
抗生剤と消炎剤で。
痛みが生じて膿が溜まってる状態では、
注射器で膿を吸い出すか、もっと酷い
場合は切開する方法をとってから
抗生剤を服用します。

再発を防止する処置として
バルトリン腺を摘出してします方法を
とることもあります。

【尖圭(せんけい)コンジローム】
性感染症の一つです。
ヒトパピローマウイルスに感染して発症します。
このウイルスには多くの遺伝子タイプがあって
子宮頸がんを誘発、発生させてしますものもありますので、
尖ったイボ(腫瘍の一部)が出来たら、
必ずがん検査をしてください。


【症状】
外陰部、会陰、肛門周辺などに
尖った小さなイボが特徴です。

知らずにこのイボ(腫瘍の一種)を引っかいて
ウイルスがたちまち広がってしまいます。

【治療】
炎症が軽ければ自然治癒することもあります。
イボの発生場所によって様々な処置方があります。
電気凝固、レーザー治療、切除、液体窒素(ドライアイス)
による冷凍療法などです。
【膣トリコモナス症】
性感染症の一つです。
男性が感染した場合自覚症状が現れないため、
女性だけの治療では再発の可能性が大きいです。
男性の治療も同時進行で行いようしましょう。

【症状】
感染から数日で症状が現れます。
泡状のおりものです。
黄緑系の臭いのキツイおりもの。

さらにおりものの刺激で膣や外陰部に痒みが出てきます。

【治療】
抗原虫剤フラジールを2週間程服用。
膣の炎症を抑えるには膣錠を併用。

治療中のアルコールは控えましょう
この内服薬はアルコールを併用しちゃうと
目眩、吐き気、などの副作用がでます。
【子宮膣部びらん】
そもそもびらんとはただれを意味します。
子宮頸部の入り口部分の赤くただれたような
状態をいいます。
ですから炎症を起して本当にただれていることは
殆どない
といってもいいでしょう。
ただれたように見える「偽性びらん」で生理的なものです。
若い女性はこの「偽性びらん」。

偽性びらんの場合は無症状ですので、
治療の必要もないです。

しかし粘り気のあるおりものや黄色系のおりものが
増えてきたりおりものに血が混じってる場合は
炎症を起してる可能性があります。
この炎症を起してる状態を「真性びらん」
といいます。
タンポン使用やセックスなどで子宮付近が
刺激を受けたり傷つけられることで炎症を
おこします。
子宮頸管炎の一部と考えていいでしょう。




【性器クラミジア感染症】
性感染症で最も感染度が高いとされている病気です。
セックスをすることで病原体に感染して発症します。
主な病原体は誰でも一度は耳にした事がある
クラミジアとトラコマティスです。

【症状】
潜伏期間が1〜3週間あります。
おりものの量が増える。
血が混じったりもします。

おりものの異常が見られるものの
自覚症状が無い!!!という方が
殆どです。

【治療】
子宮頸部の粘膜を採取して検査します。
または採血して血液検査を行うこともあります。
マクロライド系の抗生物質などを服用します。
個人差はあるものの2週間くらいで完治は
します。

しかし感染が卵管、卵巣に広がると
子宮付属器炎骨盤腹膜炎を併発します。

こうなると卵管が癒着したり卵管の道が
狭くなり通りが悪くなります。
不妊症や子宮外妊娠、流産、早産の原因に
繋がりかねません!!!

セックスの相手が変わるたびに検査を
する事が感染予防や早期発見になります。